戯曲「タルタロスの契り」冒頭

プロローグ
一九六九年、冬。
函館にある雀荘「五稜郭」。
二階が赤線の置屋「開陽楼」になっている。
夕方――。
麻雀卓がいくつか置いてある。が、ここでは一つしか使われない。
奥にカウンターがある。
三上は看板を外から取り外してきて、いとおしむように磨いている。
そこに桜庭が現れる。

桜庭    ふうー、寒い。すみません。一発打(ぶ)たしてもらえませんか。
三上    ご覧の通り、五稜郭は開店休業だ。
桜庭    明日は。
三上    明日、店じまいだ。もう、この賭場で博奕をぶつことはできません。
桜庭    そうですか。何もかも昔のままですね。
三上    ラバ……。
桜庭    ガミさん。
三上    いや、日本洋画壇の巨人・桜庭浩一郎先生と呼ばなくちゃならないな。

桜庭はコートを脱ぎ、椅子に座る。

三上    新聞で読んだよ。レジオン……何とかというフランスの賞を貰ったんだってな。絵描きでそれを貰った人は世界にも何人もいないっていうじゃないか。大した出世だ。お前の絵は注文しても手に入るのが2年後だってな。アラブの石油王が1千万出すからすぐに絵をくれって申し出たのを蹴ったんだろう? お前らしいよ。……何年ぶりだ。
桜庭    二二年になる。あれから初めて函館に戻ってきました。
三上    お前とフクロウの勝負があったのは、あれは終戦後のどさくさ……。
桜庭    一九四七年です。二月五日、立春の日だ――。
三上    函館もホネのあるバイニンがいなくなっちまった。来年は大阪で万国博覧会って奴があるんだろう? テーマは「人類の進歩と調和」だとさ。豊かで平和な日本にこんなこ汚ねえ賭場はふさわしくない。時代遅れは消え去るのみだ。
桜庭    そうかな。あの頃の俺は、しびれるような博奕をぶった。身体が芯から燃えていた。
三上    (笑う)懐かしいか。二十二年ぶりの賭場は。
桜庭    あれから俺の人生は全部余生じゃないかと思うことがあるんです。
三上    何言っていやがる。余生は俺の方だ。店閉めて、明日からどうやっておまんま食うか悩んでるところだ。

ハリストス正教会の鐘が聞こえる。

桜庭    ガンガン寺の鐘ですか?
三上    あれが聞こえるたびにミイ姉さんを思い出していけねえ。覚えているだろう? ここのオーナーだった。
桜庭    忘れるもんか。
三上    ……一発打たねえか?
三上    手遊びでもやっていないと、間が持たない。
桜庭    ……いや。
三上    (思い出し)そうか、そうだった……
桜庭    (牌を見て)なつかしい。まだ、牛骨に竹の牌を使っているんですね。
三上    いまでは、どこの店もプラスチックの練牌ばかりだ。経費節約よ。だが、牛骨に竹でないと牌を触った瞬間に、牡の本能がたぎって来ないものさ。(気付いて)そうだ。その牌はお前とフクロウが打(ぶ)ったあの時の……。
桜庭    あの牌か……。(牌をじっくりと見る)
暗転

一九四七年、冬。
同じく「五稜郭」。
深夜──。
牌の拭き掃除をしている三上。
店の前でミイと園子が話している。

ミイ    何だって? 五稜郭を狙っている?フクロウが言ったのかい。うちを潰してやるって。
園子    本当だよ。女衒のミイに伝えろって、鬼のような顔で……。
ミイ    碧はいっしょだったかい?
園子    うん。何でも博奕のお引きに使っているだって、フクロウの奴自慢してた。
ミイ    博奕のお引きだって!! あのアイヌ人め――。私がいつ恨みをかったっていうんだ。碧を引き抜いて、今度はうちの店をつぶそうだなんて──。日本人を困らせて、本州に追い払うって触れ回っている。(園子に)何をぼやぼやしているんだ。こうしている時間だって、客をとれば銭になるんだ。早く店に戻りな。
園子    もう、人が親切に教えてやれば、いつもこうなんだから。

園子は去る。
ミイは店に入ってくる。

三上    お帰りなさい。
ミイ    ガミさんちょっと頼みがあるんだけど。
三上    そいつは駄目だ。残念だが、俺には無理だ。
ミイ    まだ何もいっていないじゃないか。
三上    ミイ姉さんが「ちょっと」というときは大事に決まっているんだ。今日はこれから野暮用でね(と、外に出ようとする)
ミイ    (バッグから風呂敷包みを出す)この風呂敷きには三上という縫い取りがあるね。ガミさんあんたのものだ。この五稜郭が開店してまだ一年だっていうのに、よくまぁ売り上げをここまでちょろまかせたものだ。
三上    まいったな。……で、何をすればいいんです?
ミイ    (包みの半分を三上に渡す)フクロウがこの店を狙っている。奴に狙われてつぶされた賭場は函館でも十じゃきかない。あんたには凄腕のバイニンを集めてもらう。アイヌに恨みを持っている人間が有難い。フクロウが来たら返り討ちにするんだ。(包みを示し)うまく行けば、残りもあんたのものだ。
三上     失敗したら?
ミイ     命はないと思ってちょうだい。
三上     断るといったら?
ミイ     生かしちゃおかない。
三上    おおこわい、こわい。(外に出ようとする)
ミイ    どこにいくんだい?
三上    ミイ姉さんの言いつけを守って、バイニンの当たりをつけるんです。
ミイ    仕事が速いね。金がたまるよ。
三上    あんたにこき使われているうちは、無理だと思うがね。
暗転

翌日、夕方──。
鵠沼と大谷が現れる。

大谷    なんだ、コゲ沼さん、誰もいないじゃないか。
鵠沼    稼げるっていうから来てやったのに、カモがいないんじゃ商売にならねえ。なあ、ヒー坊。
大谷    おっ、ホンビキの卓か──。(触ろうとする)
鵠沼    その牌、ピンズかワンズかソウズか、勝負しねえか?
大谷    乗った。ワンズに10円。
鵠沼    おお、これが新しい10円札か。
大谷    新しい時代に新しい札です。
鵠沼    俺はピンズに10円。

鵠沼、牌をめくる。

鵠沼    ピンズだ。いただき。
大谷    コゲ沼さん、こうやっていても仕様がない。ぶちませんか?
鵠沼    ヒー坊、いいこと言うな。ぶとう。(牌をめくる。)5。
大谷    1。(牌をめくって)
鵠沼    俺が胴だ。(ラッキー・ストライクを出す)
大谷    いい煙草吸っていますね。
鵠沼    進駐軍の横流しだ。どうだ、一本。
大谷    いただき。(一本抜き取る)
鵠沼    入ります。(と、牌を裏に置く)
大谷    ポンキで。6。
鵠沼    ポンキ──。一点張りだね。

大谷、6と張る。二十円を置く。

鵠沼    いきなり、二十円か。いい度胸しているな、ヒー坊。
大谷    この五稜郭で、函館一の大勝負があるっていうから来たんだ。逃げていられるかい。
鵠沼    勝負。(牌をめくり)2だ。
大谷    チッ、はずれか。
鵠沼    (十円札をとる。次の牌を伏せる)入ります。
大谷    遅いな。誰も来ない。ねえ、コゲ沼さん、次にこの店に来るのが男か女か、勝負しませんか。
鵠沼    おもしれえ、乗った。
大谷    この店のオーナー・女衒のミイか。
鵠沼    雇われマスターのガミか。俺はミイに四十円。
大谷    なら、僕はガミさんに四十円。
鵠沼    さあ、この勝負どうする。(牌をみる)
大谷    6。十円。
鵠沼    (牌を開く)2だ。頭を使って博奕やっているのか。

三上が入ってくる。

三上    もう来ていたのか。早いな。
鵠沼    ガミ……。
三上    金の匂いをかぎつけると、ハイエナよりも早い奴等だ。
大谷    ガミさんだ。これで差し引きだ。(笑いながら、卓上の札をすべて引き寄せる)
鵠沼    このやろう。(三上に)あんた、博奕やめたのか。
三上    ああ、やめた。こんなしんどい商売続かねえ。
鵠沼    客が全然いないじゃないか。俺たちは儲け話があるって言うから来たんだ。

ミイが入ってくる。

ミイ    さあ、油売るのはその辺にしておくれ。
鵠沼・大谷 ミイ姉さん。
ミイ    この五稜郭は函館一のバイニンを決める賭場だ。油じゃなくて男を売っとくれ。
鵠沼    函館一のバイニンを決めるなんて奇麗ごといって、本当は他に魂胆があるんだろう?
ミイ    何いってんだい。こっちは男っぷりのいい男に儲けていただこうと、慈善事業をやるつもりでいるのに。

桜庭が入ってくる。

桜庭    よくもそんなでたらめがいえたもんだ。函館中のパンパン泣かせた女衒のミイだ。お宝がたんまり入る魔法を考えたにちげえねえ。儲かる話には乗るの一手だ。なあ、ガミ。
三上    いい友達を持って光栄だろう?
桜庭    久しぶりだな。コゲ沼。ヒー坊。
鵠沼    桜庭、どこほっつき歩いていたんだ。
桜庭    旭川に札幌と流した。ここに来たらしびれるような博奕が打てるってガミがいうんで、飛んでかえってきた。
ミイ    まずはあんたたちの腕を見せてもらうよ。
桜庭    (三上に)なんだと! このババア俺を信用してねえのか!
三上    (頭を示し)ちったあ、油注せ。景気付けに儲けてください、ということだ。
ミイ    (奥に向って)さあ、どうぞこちらへいらして下さい。

五十嵐、入ってくる。

ミイ    (みんなに)こちらは五十嵐仁志教授。北海道大学の先生だよ。
五十嵐   皆さん、始めまして。五十嵐仁志と申します。私は考古学を専門にしております。初心者ですが、お仲間に入れて下さい。
三上    北大で考古学を研究している先生がどうしてこんな場所に。
五十嵐   古代、日本人は占いで政治を決めておったんですな。有名な卑弥呼もお告げで政治を司っておったのです。これは日本だけではなく、世界的な傾向です。ギリシア語のディケーという単語は、正義あるいは法律という意味ですが、その語源はディケルン──つまり、賭ける──という意味なんです。
鵠沼    なんか、頭痛くなってきた。俺ガキの頃から勉強すると頭痛くなってくるんだ。
五十嵐   考古学では政治と博奕は同じルーツなのです。私の専門は狩猟民族です。日本ではアイヌ民族がかろうじて、その風習を残しております。狩猟民族にとって、生きることは博奕と同じ事だったのです。
大谷    生きることが博奕、僕達と同じというわけですね。
五十嵐   北大の教授と言えば、聞こえはいいが、私は東大に残して貰えなかった、いわば落第生です。考古学でも狩猟民族の研究など、学界では相手にされていないのです。私は東大の奴らを見返してやりたい。北海道に飛ばされた私は、東京ではできなくて、北海道で有利な研究をやらなくてはなりません。かくしてアイヌ民族の研究を始めました。彼らは、狩猟民族の世界観を今も守っております。農耕が始まる前の狩猟民族――。
三上    農耕が始まる前――。
五十嵐   いいですか? 農耕民族は、春に種を撒き秋に収穫をします。計画経済で生きます。しかし、狩猟民族は、獲物を獲って食べる、獲って食べる、を繰り返します。刹那刹那を生きるのです。いわば明日なき地獄、ギリシャ神話でいえば、タルタロスの世界です。
三上    タルタロス――。
五十嵐   そう。神であり地獄そのものでもあるタルタロス。農耕民族とは世界観がまったく異なります。私はその世界観を、身を持って体験してみたいのです。狩猟民族の政治原則、経済原則の両方を知りたいと考えて、今ここに参った次第です。

鵠沼    タルタロスっていわれてもねえ――。
ミイ    先生。この人たちには、理屈はどうでもいいんですよ。
五十嵐   それはそうだ。(笑い)皆さん、よろしくお願いします。
桜庭    よろしくったって。(みんなに)なあ。
五十嵐   お金はあります。(内ポケットから封筒を出す。中から札束が見える)私は教員に過ぎませんが、五十嵐家は代々、松前藩の家老職にありましてね。蓄えが少々――。

三人は、目配せをする。

桜庭    (改まって)精魂込めて、お教えさせていただきます。
五十嵐   ありがとうございます。
三上    これは牌本引きというゲームです。札を使えば、手本引きといいますが、麻雀の牌を使うから牌本引きです。(胴の位置を示し)ここに居るのが胴──親──です。(やりながら)親は1から6までの牌を手にし、どれか一つを伏せます。子は親の数を予想し牌をおきます。うちでこれからやるのはポンキ、一点張りです。当たれば配当は6倍。
五十嵐    六分の一の確率で予想して、配当は六倍、フェアなゲームですな。
三上    ただし、勝った方は勝ち金の五%をテラ銭として店に入れていただきます。
桜庭    一番儲かるのは胴元ってわけだ。
ミイ    何いってんだい。国がやっている競馬は二十五%もテラ銭とっているんだよ。五%なんてかわいいもんさ。
五十嵐   (牌を触りながら)素晴らしいギャンブルです。技術の力はまったく関係ない。純粋に運と勘だけのゲーム。まさに、大自然と対峙しながら生きるタルタロスの世界観です。
三上    先ず、一枚ずつ引いてください。一番大きい数を引いた人が親です。先生どうぞ。
五十嵐   はい。5です。
大谷    1。
鵠沼    4。
桜庭     6。俺が親だ。
五十嵐   親の方には、いくらお支払いすれば――。
桜庭   こりゃ、すいません。
ミイ    こら、ラバ。
五十嵐、封筒から金を払おうとする。
桜庭は貰おうとする。

三上    (桜庭の手をはたき)まだ、払わなくていいんですよ。
桜庭     いいじゃないか。洒落だ。さあ、いくぜ。
鵠沼    (五十嵐に)気をつけて下さいよ。こいつ(桜庭)特攻隊に入りながら、何回出撃しても、結局死ななかった悪運の持ち主だ。
桜庭    ほう。二十年の函館大空襲で真っ黒焦げになっても死ななかったコゲ沼さんに言われたくはないな。
鵠沼    いっておくがなあ、俺の苗字は鵠沼っていうんだ。コゲ沼じゃねえ。(鵠沼には火傷の跡がある)
五十嵐   (ヒー坊を指して)この人も強運の持ち主ですか。
大谷     僕は旭川の医者の息子です。金持ちの家に生まれたのがそもそも運がいいんです。
三上    医学生なんだろう? 学校に戻って素直に医者になった方がいいと思うぜ。
大谷    風邪と腹痛のガキ相手にしながら死んでいくなんてごめんだ。僕はしびれるような人生が送りたいんです。本名は大谷弘海。ヒー坊で通っています。
桜庭    入ります。(牌を引く)
三上    先生、のんびりしていちゃ駄目だ。胴の動きを頭に叩き込むんだ。肩のゆれ具合。手の角度。目線の向き。相手がどの目を出すとき、どんな癖を持っているかを見抜くんです。お互いの癖を見抜き、読み合い、裏切り合うのがこの勝負の分かれ目です。

五十嵐、桜庭を食い入るように見る。

三上    親は全身全霊を込めて、自分の癖を見抜かれないように、動きを極限まで抑えるんです。自分の動きを天から眺める。人に見抜かれたら終わりだ。
五十嵐   自らを神の視点で見るんですな。文化の高さを感じます。私はかねがね考えとったんですよ。狩猟民族は一般に文化度が低いと考えられておりますが、それは大間違い。我々とはまったく異なる、それも高度に発達した文化を持っているんです。
鵠沼    なんだか、博奕やっている気がしねえな。
桜庭    (牌を伏せる)
三上    先生、賭けてください。
五十嵐   では、5。(五円張る)
鵠沼    5円だなんて、先生。そんな少ない金じゃ、研究にならないよ。
大谷     ドーンと行かなきゃ、いい論文書けませんよ。
五十嵐    では。(千円張る)
桜庭    千円!

他のものも張る。
小張りで五十嵐の邪魔にならない程度の額、目は外す。

桜庭    勝負。(牌をめくり)5だ。
三上    5――。先生の勝ちだ。

桜庭は仕方なく、五千円を五十嵐に渡す。

五十嵐   千円が六千円になったんですか。一カ月半分の給料を一瞬で――。
鵠沼    ラバ、素人相手にボロ負けかよ。
大谷    弱すぎですね。
桜庭    バカ野郎。勝つこともあれば、負けることもある。それが博奕さ。
三上    ちなみに先生、一ヶ月半で六千円ということは、給料は1ヶ月四千円ですか?
桜庭    オメエ、ミイにいくらで雇われた?
三上    ひどいもんだ。一ヶ月で七百円だ。
ミイ    それがお前には相場だよ。ここがいやなら、北大の先生になるんだね。
五十嵐   (金を手にし)私、博才あるんじゃないでしょうかね。
鵠沼    強い。先生、強いよ。
五十嵐   そうですか?
桜庭    牌を置くとこなんか堂に入っているよ。なあ。(六枚の牌を、掌で挟み、片手に持ち、絵の面を示し)入ります。
五十嵐   もう一度、5。(千円張る)
桜庭    勝負。(めくって)4だ。
五十嵐   ああ、一週間分の給料が一瞬でなくなった。
大谷    先生、挫けちゃ駄目だ。賭場じゃ金なんか鼻っ紙だと思わなきゃ。
五十嵐   鼻っ紙。
桜庭    千円取られたら二千円張り返す。二千円取られたら四千円。四千円取られたら、八千円。どんどん張り込んで、いつか勝つ。
三上     賭場では金は命の次に大事なものですが、鼻っ紙のように使えない奴は勝てません。
五十嵐   命の次に大事なものが鼻っ紙。タルタロスの哲理は奥深い。それはそうだ。北か南か、どちらに獲物がいるかなんて、いちいち迷っていたら、狩りをすることなんてできません。
鵠沼    先生、頼むよ。俺達はタルタロスじゃないんだから。
桜庭    入ります。(牌を取る)
五十嵐   2に二千円。(勝負師っぽく)
桜庭    勝負。4。貰いだ。
五十嵐   参りました。
三上    先生、ツナ考えなくちゃ駄目だ。ツナってのは牌の目のことですがね、5の次に2っていうのは素人過ぎる。上から二番目の次に下から二番目なんて。
五十嵐   私は素人ですよ。
三上    素人の考えることは、みんな読まれてしまうんです。黙って聞いてください。バイニンはツナを厚と薄に分けるんです。3、4、5、を厚、厚い、薄いの「厚」です。1、2、6、を薄。上下じゃないんだ。娑婆とは分け方が違う。そこを間違えているんです。
五十嵐   (牌を分けながら)6を2で割るんじゃなくて、345と126で分けるんですか。
桜庭    なんかおかしいかい?
五十嵐   文化が高い。想像を超える高さです。
桜庭    さあ、先生、文化の続き行くぜ。(牌を取る)
大谷    五十嵐先生。ドーンと張りましょう。ドーンと。
五十嵐   (意気盛ん)次は四千円です。

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